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株主・投資家の皆様には、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、当社グループの2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日〜2019年9月30日)決算を発表いたしましたので、以下の通りご報告申し上げます。

1.2020年3月期第2四半期の連結業績

当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同四半期比685百万円(3.0%)増加の23,376百万円となり、営業損失は1,608百万円(前年同四半期は1,704百万円の営業利益)、経常損失は1,495百万円(前年同四半期は1,818百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,505百万円(前年同四半期は1,790百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
代表取締役社長 上田 孝

 【2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日〜2019年9月30日)】

(百万円未満切捨て)   
(%表示は、対前年同四半期増減率)   

連結経営成績(累計) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 23,376 3.0 △1,608 △1,495 △1,505
2019年3月期第2四半期 22,690 △3.6 1,704 765.4 1,818 794.2 1,790 537.4

 (注)包括利益 2020年3月期第2四半期△1,216百万円(−%)  2019年3月期第2四半期 2,380百万円(264.2%)



   ※業績に関する詳しい内容については、2019年10月31日に開示した「2020年3月期第2四半期決算短信」を
   ご覧ください。


2.セグメント別業績

(1)造船事業
造船事業においては“船腹及び建造設備の過剰”という構造が依然として継続し、競合する中国や韓国が造船業を政策的に支援する中、厳しい状況が続いています。バルクキャリアーの海運市況は、2019年4月以降緩やかな回復基調にあるものの、用船料水準は依然として本格的な回復基調に至らず、新造船価の低迷が続いています。
このような状況下、当社の新造船では、NOx排出3次規制やH-CSR(新共通構造規則)の新規則を適用し燃費性能を向上させた新82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアーと新64千重量トン型ウルトラマックス・バルクキャリアーに加え、幅広・浅喫水で大容量化を図った新規制適用の41千重量トン型ハンディサイズ・バルクキャリアーを開発し、営業を展開しています。一方、フェリーや特殊船、作業船など一般商船以外にも商品を拡げることで、建造メニューの多角化にも取り組んでいます。新造船を補完すべく取り組んでいるマリン、ガスタンクについては、2019年4月1日付で、「ガスタンク営業部」と「ガスタンク設計部」を既存の各部署から独立させ、専任の組織として新設しました。現在の製造拠点である大阪製造所(大阪府大阪市)に加え水島製造所(岡山県倉敷市)でもLPGタンクの製造を決定し、生産設備の建設に着手しました。
新造船は上記の通り、需給の飽和状態が恒常化し依然として船価の回復が見られない中で、受注活動に努めた結果新82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアー3隻を受注しました。一方、82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアー1隻、64千重量トン型ウルトラマックス・バルクキャリアー1隻、60 千重量トン型スプラマックス・バルクキャリアー1隻の計3隻を引渡しましたので、受注隻数残高は16隻となりました。受注活動については、市況動向を見極めながら臨機応変に対応することを優先し、受注残高を約2.5年分確保する営業方針に沿って引き続き注力して参ります。また、マリンでは修繕船、ガスタンクではLPGタンクの営業に注力しました。この結果、新造船にマリン、ガスタンク及びプラントを含めた造船事業全体の受注残高は、工事進行基準による金額にして39,523百万円となりました。
売上高は、前年同四半期比334百万円(2.5%)増加の13,719百万円となりました。営業損益については2019年4月以降円高が進行したことにより、新規受注船を含む今後製造する米ドル建受注済新造船の円換算売上見込額が減少したこと等の結果、各船の採算が悪化したため、2,193百万円の営業損失(前年同四半期は1,475百万円の営業利益)となりました。

(2)M&T事業
M&T事業は、当社グループの「第二のコアビジネス」として位置付け、事業の多角化に取り組んで来ましたが、これを一層強化することがグループ全体の経営安定化のための喫緊の課題と考え、グループ内での再編を進めました。2019年4月1日に、産業機械製造を主業とし、メンテナンス等のサービスに注力するサノヤス・エンジニアリング鰍ニ椛蜥窒合併し、経営の効率化や人財の最適配置の一層の推進を図りました。同社の鋳造機製造販売では、塗装剥離装置「ジグストリッパー」等の海外における更なる販路の拡大を目指し、2019年9月6日に台湾及び日本の商社と台湾での販売店契約を締結しました。更に、建設工事用エレベーターの販売・レンタルを主業とするサノヤス建機鰍2020年4月1日に、この新会社に追加統合する予定で、既存工場の共同利用によりシナジーを追求する等、事業構造の強化・拡充を図ります。また、グループ内のIT化推進を目的として、2019年4月1日にソフトウェアの開発及び計算・情報処理業務の受託を営む潟Tノテックに所属するシステムエンジニアを、全体最適視点からサノヤスグループ各社に配置するとともに、同社とサノヤス・ビジネスパートナー鰍合併統合しました。なお、潟Tノテックは事業の整理・統合の結果、大部分が造船及び周辺業界向けとなったことから、組織構造の適正化と更なる効率化を図るため、2020年1月1日付で同社の経営管理業務をサノヤスMTG鰍ゥらサノヤス造船鰍ノ継承させることを決議し、会社分割の手続を進めています。
業績に関しては、訪日観光客の増加や大型連休の効果等に伴う遊園地への来場者増加により国内遊園地のロケーション営業が売上高・利益を牽引しました。また、首都圏を中心とした建設工事の活況を背景に、建設工事用エレベーターの販売・レンタルが伸長しました。化粧品市場は年々拡大が続いており、化粧品等製造用の真空乳化装置・攪拌機の販売は好調を維持しています。この結果、受注残高は8,290百万円となりました。売上高は前年同四半期比350百万円(3.8%)増加の9,656百万円、営業利益は前年同四半期比365百万円(89.7%)増加の773百万円となりました。


3.業績見通し及び配当

2019年10月31日に、「業績予想の修正に関するお知らせ」を開示いたしました。

2019 年10月31日 業績予想の修正に関するお知らせ

【2020年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019年4月1日〜2020年3月31日)】
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 48,000 △400 △400 △400 △12.28
今回修正予想(B) 48,000 △2,900 △2,800 △2,500 △76.72
増減額(B-A) △2,500 △2,400 △2,100
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(2019年3月期)
48,144 1,272 1,326 1,383 42.45

売上高は、計画どおり推移する見通しです。営業利益は、M&T事業では利益上乗せが見込まれるものの、造船事業では未ヘッジ外貨の円換算に用いる為替レートが期初の予想(2019年5月14日に公表した1米ドル108円)を超えて円高に進んでいること、新造船の船価の低迷が継続していること、資材費や工費の高騰を背景に原価が高止まりしていることに加え、新船型の開発費用負担等、操業を安定的に運営していくための追加コストも見込むこととしたため、前回予想を大幅に下回る見込みです。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも上記の影響により減少いたします。なお、想定為替レートは1米ドル107円に変更しました。
なお、配当は期末配当として年5円を予定しており、変更はありません。

※ご参考:「2019 年10月31日 業績予想の修正に関するお知らせ

株主・投資家の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援を賜りますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。

2019年10月
サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役社長