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株主・投資家の皆様には、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、当社グループの2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日〜2019年6月30日)決算を発表いたしましたので、以下の通りご報告申し上げます。

1.2020年3月期第1四半期の連結業績

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同四半期比950百万円(8.1%)減少の10,776百万円となり、営業損失は1,081百万円(前年同四半期は850百万円の営業利益)、経常損失は1,086百万円(前年同四半期は955百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は 1,092百万円(前年同四半期は973百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
代表取締役社長 上田 孝

 【2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日〜2019年6月30日)】

(百万円未満切捨て)   
(%表示は、対前年同四半期増減率)   

連結経営成績(累計) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 10,776 △8.1 △1,081 △1,086 △1,092
2019年3月期第1四半期 11,727 △2.1 850 148.6 955 177.8 973 116.0

 (注)包括利益 2020年3月期第1四半期△871百万円(−%)  2019年3月期第1四半期 1,200百万円(96.8%)



2.セグメント別業績

(1)造船事業
造船事業においては“船腹及び建造設備の過剰”という構造が依然として継続し、競合する中国や韓国が造船事業を政策的に支援する中、厳しい状況が続いています。バルクキャリアーの海運市況は、2019年は年明け以降弱含みで推移しました。4月以降緩やかに回復しつつあるものの、用船料水準は依然として厳しく、新造船価の回復には至らない状況が続いています。
このような状況下、当社の新造船では、NOx排出3次規制やH-CSR(新共通構造規則)の新規則を適用し燃費性能を向上させた新82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアーと新64千重量トン型ウルトラマックス・バルクキャリアーに加え、幅広・浅喫水で大容量化を図った新規制適用の41千重量トン型ハンディサイズ・バルクキャリアーを開発し、営業を展開しています。一方、一般商船以外にフェリーに続き特殊船や作業船などの営業を展開することで、建造メニューの多角化にも取り組んでいます。新造船を補完すべく取り組んでいるマリン・ガスタンクについては、2019年4月1日付で、「ガスタンク営業部」と「ガスタンク設計部」を既存の各部署から独立させ、専任の組織として新設しました。現在の大阪製造所(大阪府大阪市)に加え水島製造所(岡山県倉敷市)でもLPGタンクの製造を決定し、事業強化に着手しました。
新造船は前述の通り、需給の飽和状態が恒常化し、依然として船価の回復が見られない中で受注活動に努めましたが、受注実績はありませんでした。一方、64 千重量トン型ウルトラマックス・バルクキャリアー1隻を引渡しましたので、受注隻数残高は15隻となりました。受注は市況動向を見極めながら臨機応変に対応することを優先し、受注残高を約2.5年分確保する営業方針に沿って引き続き注力して参ります。また、マリン・ガスタンクは、修繕船及びLPGタンクの営業に注力しました。この結果、新造船にマリン・ガスタンク及びプラントを含めた造船事業全体の受注残高は、工事進行基準による金額にして35,765百万円となりました。
造船事業の売上高は、前年同四半期比650百万円(9.0%)減少の6,618百万円となりました。また、当第1四半期において、円高が進行し、今後製造する米ドル建受注済新造船の円換算売上見込額が減少した結果各船の採算が悪化し、受注工事損失引当金を積み増したこと等により、営業損失は1,177百万円(前年同四半期は787百万円の営業利益)となりました。

(2)M&T事業
M&T事業は、当社グループの「第二のコアビジネス」として位置付け、事業の多角化に取り組んで来ましたが、これを一層強化することがグループ全体の経営安定化のための喫緊の課題と考え、グループ内での再編を進めました。2019年4月1日に、産業機械製造を主業としメンテナンス等のサービスに注力するサノヤス・エンジニアリング鰍ニ椛蜥窒ェ合併し、新会社を機能別組織に再編することにより、経営の効率化や人財の最適配置の一層の推進を図りました。更に、 2020年4月1日には建設工事用エレベーター販売・レンタルのサノヤス建機鰍追加統合する予定で、既存工場の共同利用によりシナジーを追求する等、事業構造の強化・拡充を図る予定です。また、潟Tノテックはソフトウェアの開発等を行い、主にサノヤスグループ向け事業と、一般顧客向け事業で構成されていますが、このグループ向け事業につきましては、システムエンジニアを、グループ内に全体最適の視点から効果的に配置しました。そして、一般顧客向け事業を残した同社と、舶用資材の売買等を行うサノヤス・ビジネスパートナー鰍ヘ2019年4月1日に合併しました。
業績に関しては、訪日観光客の増加やゴールデンウィーク10連休の効果等、遊園地への来場者増加により国内遊園地の運営を受託しているロケーション営業が売上高・利益を牽引しました。また、首都圏を中心とした建設工事の活況を背景に、建設工事用エレベーターのレンタルが伸長し、空調・給排水・環境工事の設計及び施工の採算が改善し好調でした。この結果、受注残高は8,435百万円となりました。売上高は前年同四半期比299百万円(6.7%)減少の 4,158百万円、営業利益は前年同四半期比56百万円(35.1%)増加の216百万円となりました。


3.業績見通し及び配当

通期の連結業績見通しにつきましては、売上高48,000百万円、営業利益△400百万円、経常利益△400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は△400百万円を見込んでいます。また、2020年3月期の期末配当は1株当たり5円を予定しています。
なお、通期の業績につきましては、新造船において、為替相場変動の影響や造船市況等が新造船工事の個船別採算に大きく影響することにより、売上及び受注工事損失引当金の繰入戻入が大きく変動する事業特性に鑑み、2019年5月に公表した業績予想からの修正を行っていません。


※業績に関する詳しい内容については、2019年7月31日に開示した「2020年3月期第1四半期決算短信 」をご覧ください。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援を賜りますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。

2019年7月
サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役社長