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株主・投資家の皆様には、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、当社グループの2019年3月期第1四半期(2018年4月1日〜2018年6月30日)決算を発表いたしましたので、以下の通りご報告申し上げます。

1.2019年3月期第1四半期の連結業績
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同四半期比247百万円(2.1%)減少の11,727百万円となり、営業利益は前年同四半期比508百万円(148.6%)増加の850百万円、経常利益は前年同四半期比611百万円(177.8%)増加の955 百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比522百万円(116.0%)増加の973百万円となりました。
代表取締役社長 上田 孝


【2019年3月期第1四半期の連結業績(2018年4月1日〜2018年6月30日)】
(百万円未満切捨て)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
連結経営成績(累計) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019 年3月期第1四半期 11,727 △2.1 850 148.6 955 177.8 973 116.0
2018 年3月期第1四半期 11,974 △1.3 342 343 450
(注)包括利益  2019年3月期第1四半期 1,200百万円 (96.8%)  2018年3月期第1四半期 609百万円 ( −%)


2.セグメント業績
(1)造船事業
造船業界は、オイルショック、プラザ合意による円高以来、戦後3回目の低迷期に直面しています。船腹及び建造設備の「2つの過剰」が継続する厳しい事業環境が続いていますが、新規制対応をトリガーに新造船の需要を喚起する兆しも見えつつあります。このような環境のもと、新造船事業では、NOx排出3次規制やH -CSR(新共通構造規則)の新規則を適用し燃費性能を向上させた82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアーに加え、新規則適用の64千重量トン型スプラマックス・バルクキャリアーをクラス最大級の積載量にして新たに開発し、営業を展開中です。一方、一般商船の受注環境が依然として厳しい中で、フェリーに続き特殊船や作業船などを受注することで、建造メニューの多角化にも取り組んでいます。住友精化株式会社(セイカエンジニアリング株式会社を吸収合併)と共同開発を行っている舶用LNG燃料供給システムは引合いが増加しており、販売拡大に努めています。
新造船事業は、依然として船価の回復が見られない中で受注活動に努めた結果、新規制対応の82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアー2隻を受注しました。一方、引渡しは、82千重量トン型パナマックス・バルクキャリアー1隻であり、受注隻数残高は17隻となりました。受注は市況動向を見極めながら臨機応変に対応することを優先し、受注残高を約2.5年分確保する営業方針に沿って引き続き注力して参ります。また、新造船事業を補完すべく取り組んできたマリン・修繕船事業は、修繕船の他、LPGタンクの建造等が順調に進捗しています。この結果、新造船事業にマリン・修繕船事業及びプラント事業を含めた造船事業全体の受注残高は、工事進行基準による金額にして 41,815百万円となりました。売上高は、前年同四半期比798百万円(9.9%)減少の7,269百万円となりました。また、当第1四半期において、円安が進行したことにより今後製造する米ドル建受注済新造船の円換算売上見込額が増加した結果各船の採算が改善し、前連結会計年度末において積み増した受注工事損失引当金を取り崩したこと等により、営業利益は前年同四半期比402百万円(104.9%)増加の787百万円となりました。

(2)M&T事業
これまで陸上事業及びレジャー事業を当社グループの「第2のコアビジネス」として位置付け、事業の多角化に取り組んで参りましたが、これを一層強化することがグループ全体の経営安定化のための喫緊の課題と考え、陸上事業・レジャー事業を営む2つの事業会社グループを2018年4月2日に統合し、M&Tグループ(Machinery & Technology Group)として再編するとともに、同グループを統括・支援する会社としてサノヤスMTG株式会社を同日設立しました。
M&T事業では、底堅い内外需を背景に半導体産業や自動車産業向け精密機械加工、建設向け工事用エレベーター、化粧品等の乳化装置・攪拌機の販売等が堅調に推移しました。精密機械加工を主業としているサノヤス精密工業株式会社は、同社の関西地区内3生産拠点を本社のある兵庫県三田市に集約し、生産効率の一層の向上を図る目的で現在新工場建設を進めており、2018年3月に一期工事が完成し、現在二期工事が進行中です。ショットブラストマシン等を製造販売する株式会社大鋳(大阪府高槻市)は、2018年5月に宮崎工場の隣接地を取得し工場の拡張に着手しました。また、サノヤス・ライド株式会社が営業しているお台場パレットタウンの大観覧車の電飾をネオン管から LEDに切り替えるリニューアル工事を2018年6月に完了するなど、国内の遊園機械の販売や修繕事業も好調に推移しました。こうした顧客ニーズに即した受注活動に努めた結果、受注残高は6,784百万円となりました。売上高は4,457百万円、営業利益は159百万円となりました。

なお、詳しい内容については、2018年7月31日に開示した「2019年3月期第1四半期決算短信」をご覧ください。

3.業績見通し及び配当
通期の連結業績見通しにつきましては、売上高46,000百万円、営業利益△800百万円、経常利益△800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は△800百万円を見込んでいます。また、2019年3月期の期末配当は1株当たり5円を予定しています。
なお、通期の業績につきましては、新造船において、為替相場変動の影響や造船市況等が新造船工事の個船別採算に影響することにより、売上及び受注工事損失引当金の繰入戻入が大きく変動する事業特性に鑑み、2018年5月に公表した業績予想からの修正を行っていません。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援を賜りますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。
2018年8月
サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役社長