2015年度入社 電子工学科卒

サノヤス・エンジニアリング株式会社
建機技術部

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サノヤスを志望した動機や入社を決めた理由

もともとは遊園地の遊戯機械の設計を行っているサノヤス・ライドに興味を持ちサノヤスを知りました。そこからサノヤスを調べていくうちに、100年を超える企業であること、船や工事用エレベーターなど事業が多岐に渡っていることを知り、「地盤がしっかりした面白そうな会社」「自分もサノヤスの一員になってともに新たなチャレンジをしてみたい」と思い入社を決めました。

仕事内容

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サノヤス・エンジニアリングのエレベーターには大きく分けて、「建設中の建物に人員、貨物の運搬を目的として工事期間中だけ設置される工事用エレベーター」と、「煙突やコンテナクレーンに設置され、保守点検や少人数の移動を目的とした常設エレベーター」があります。 私は入社以来常設エレベーターの設計業務を担当しています。営業が先方から聞いてきた要望、仕様をもとに図面を作成していきます。
他にエレベーターの腐食や破損を調査しに、現地調査に行き報告書を作成したり、常設エレベーターの部品販売を行ったりもしています。
現在は新しく出来る火力発電所の煙突につける常設エレベーターの設計業務を担当しています。

仕事のエピソード

新入社員の頃、新しく開発するエレベーターの設計に携わった際、従来のエレベーターの扉の持ち手は、ただくぼんでいるだけだったので持ちづらく感じていました。そこでくぼみの中に簡単な持ち手を取り付けた図面を描き提案すると、なんとそれを採用していただき、実際のエレベーターにもつくことになりました。ほんの小さな設計でしたが完成品を見たときは自分の考えたものが世に出ることを嬉しく思い感動しました。
エレベーター1台をまるまる設計するため、構造、機構、強度計算、安全規則など幅広い知識が必要になるので覚えるのに苦労します。しかしその分慣れてくると、エレベーターのことなら何でも分かるという自信がつきます。また、常設エレベーターは1台1台がオーダーメイドなため愛着もわきます。

この仕事をしていて、「本当によかった、充実しているな」と感じるとき

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自分がパソコンの中で描いた図面が実際に出来上がった完成品を見たときです。また自分が担当したエレベーターに試乗した時にも喜びを感じます。
東京テクノセンターは工場の中に設計事務所があるため、実際の製品や自分が描いた部品などの完成品を見ることが出来ます。
自分なりに使いやすさなどを考えて描いた図面実際に完成し、上手くいっているのを見ると充実感を得ることができます。
また、学部卒でも設計を任せてもらえるのがこの会社のいいところだと思います。

仕事上で心がけていること、大切にしていること

現場で実際に組立てる人やお客様等、パソコン画面の外にいる人達のことを考えて図面を描くことです。
図面は自分本位では描けません。営業やお客様の要望をいかに図面に反映できるか、図面の先にいる製作者、作業者、使うお客様にいかに喜んでもらえるかなど、常に相手の立場に立って仕事をするように心がけています。

入社当初を振り返った時、「成長したな」と感じるとき

営業や製作業者、お客様とやり取りをすることも設計の仕事の一つです。入社当初は緊張と知識の無さもあり、自分の伝えたいことを伝えることが難しかったのですが、今では指示したいことを具体的に伝えたり、受注表の間違いを指摘できるほどになりました。また、工場の作業者からの質問にすばやく答えられたときも成長したなと感じます。

今後の「なりたい自分・将来像、または実現したい夢」

工事用エレベーターのことについて質問されたらなんでも答えられるエキスパートになることです。入社当初に比べ知識が増えたとはいえまだまだわからないことばかりなので、今後日本中に自分が担当したエレベーターを増やしていきながら知識をつけ、先輩や後輩、そして現場の人からも頼りにされる技術者になりたいです。

サノヤスを志望される学生のみなさんへメッセージ

とにかく優しく面倒見のいい人が多い社風です。仕事で分からないことがあると、分かるまで何度も教えてもらえたり、部長クラスに仕事・プライベート関わらず気軽に相談できたり、休日に同僚と遊んだりと、仕事にまじめでありながら和気藹々としている職場です。

ある一日のスケジュール

08:00
ラジオ体操
08:10
ミーティング
08:20
メールと1日の業務を確認し、設計業務開始
10:00
新案件に関する設計打ち合わせ
12:00
昼食
13:00
部品販売業務
15:00
設計業務
17:00
次の日の仕事を確認して帰宅