EEDI予備認証、NK鑑定第1号取得

船舶技術本部
2011/10/18
2011年10月3日、当社は、国内で初めてEEDI予備認証の鑑定書を取得しました。7月に開催された第 62回海洋環境保護委員会(MEPC62)において、「エネルギ−効率設計指標(EEDI)」を強制化するためのMARPOL条約附属書VI改正案が採択され、2013年以降の契約船よりEEDIが適用されることが決まっており、新たに建造される船舶は一定の燃費基準を満足する必要があります。EEDIを公平に評価する観点からも、地球温暖化ガスの量を正確に把握することが重要であり、数値の妥当性に関する第三者認証が求められるケースも想定されます。

当社は、このような要求にスムーズに対応できる体制を整え、また引き続き環境を重視した開発戦略を進めていくために、日本海事協会(NK)が2011年から実施している鑑定サービスを受け、このたび第1号のEEDI鑑定書の発行を受けました。EEDI鑑定は、設計段階における予備認証と海上試運転段階における最終認証の二段階を経て実施されます。今回受けた認証は前者の予備認証。NKによる水槽試験立ち会いをはじめ、EEDIの計算条件に関する基本的な情報を含む「EEDIテクニカルファイル」及び補足情報として造船所ノウハウや秘匿情報を含む「追加情報」を提出し、EEDI数値算出過程の妥当性について承認を得ました。

対象の船舶は、新型の12万重量トン型バルカー「ハンディ・ケープ」。実商談で、要求があれば鑑定書を提供するとともに、海上試運転における最終認証も視野に入れています。また、他船型についても、積極的に第三者認証を受け、環境性能をアピールしていく考えです。

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模型船による水槽試験

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