ハンディーケープバルカー「KITAURA」竣工

水島製造所
2012/8/28

GREEN SPANKER SHIPPING,S.A.様ご注文による、載荷重量12万トン型“ハンディーケープ”バルカー「KITAURA」の命名式が8月28日(火)に当社水島製造所にて挙行され、船主様に引き渡されました。

本船は“ハンディーケープ”シリーズの第7船となります。石炭・鉄鉱石の輸送量拡大に着目し、浅喫水・大貨物積載を達成した高効率の最新鋭船となります。港湾事情によって大型船の入港が制限される港にも入港可能で10万トン以上のケープサイズバルカーの中でも汎用性が高いことから、“ハンディーケープ”と名付けました。

高効率主機関の採用及び低回転・大直径プロペラの推進システムに加え、当社が独自に開発した省エネ装置であるSTF(サノヤスタンデムフィン:シンプルな平板構造で費用対効果に優れ、最大で6%の省エネ効果)を装備することにより更なる推進効率の向上並びに低燃料消費量を実現、運航採算向上を実現すると共にCO2の排出削減に貢献しております。

国際船級協会連合の共通構造規則(CSR)を適用、また環境対策として燃料タンク防護規制を適用し、燃料タンクの二重保護構造を採用しています。その他、居住区生活排水・ホールド洗浄水の船内一時貯留設備、発生源別ビルジ処理などの環境対策仕様を採用しております。

1番ホールドから7番ホールドまで同一ハッチ幅とし、更に各ハッチの開口幅を出来る限り大きく広げることにより荷役効率向上を実現。また、積み貨物を変える場合のホールド洗浄を清水にて行えるよう専用清水タンクを備えており、大型造水装置による造水・保存を可能としております。更に、燃料油貯蔵タンクには加熱燃料油によるカーゴダメージを避け、蒸気消費量の低減を可能とする特殊加熱装置を装備しております。

居住区では木質系家具を多く採用し乗組員の居住性を高めると共に、機能性・操作性を重要視した船橋室配置及び後方視界を充分に確保した窓配置で安全な操船性を確保しております。

 
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