パナマックスバルカー「IBIS WIND」竣工

水島製造所
2013/11/22
当社で建造のSANGRIA PIONEER FIVE S.A.様向け、パナマックス型 撒積貨物船「IBIS WIND」の命名・引渡式が11月22日(金)当社水島製造所にて挙行されました。

本船は、パナマックスバルカーとして世界最大の載貨重量83,000トンを保持したうえで、従来より燃費性能を10%向上(当社比)させた最新鋭・高性能の船型です。省エネルギー運航に最大限寄与する83,000トン型パナマックス新シリーズの第5番船となります。

性能面では、省エネルギーに配慮した仕様を多く盛り込むことで高効率化を図り、また各種環境対策仕様を採用することにより、環境にやさしい船となっております。

省エネルギー対策としては低回転・大直径プロペラに加え、当社が独自に開発したシンプルな平板構造で費用対効果に優れたSTF(サノヤスタンデムフィン:最大で6%の省エネ効果)を装備し、推進効率の向上並びに低燃料消費量を実現しております。

主な環境対策としては、NOx(窒素酸化物)排出2次規制に対応し、かつ省燃費性能を向上させた主機関を搭載しており、大気汚染防止およびCO2の排出削減に貢献しております。その他、燃料タンク防護規制を適用、居住区生活排水・ホールド洗浄水・甲板上雨水の船内一時貯留専用タンクを備えるなどの環境対策仕様を採用しております。

また、積み貨物が変わる場合のホールド洗浄を清水にて行えるよう専用清水タンクを備えており、大型造水装置による造水・保存を可能としております。更に、上甲板から二重底へアクセス可能なトランクを設置し、貨物を積載している時でも検査・点検ができるようメンテナンス性の向上を図っております。

居住区では2013年8月以降起工船に適用される海事労働条約を先取りし乗組員の居住性を高めると共に、機能性・操作性を重要視した船橋配置及び後方視界を充分に確保した窓配置で安全な操船性を確保しております。
 


CLOSE