石炭専用船“SOMA MARU(相馬丸)”竣工

水島製造所
2014/7/17
ERICA NAVIGATION S.A. 様向け、載貨重量9万1千トン型石炭専用船“SOMAMARU(相馬丸)”の命名式が7月16日(水)に当社水島製造所にて挙行され、翌7月17日(木)に船主様に引き渡されました。本船は、鰹、船三井殿と共同開発した幅広浅喫水の石炭専用船(※)で、今年2月に竣工した“AKATSUKI(暁)”(載貨重量10万4千トン)に続く第2船となります。本船は、東北電力鞄a向けとして各港湾の受入条件を考慮し、載貨重量9万1千トン型として竣工致します。

性能面では、省エネルギーに配慮した仕様を多く盛り込むことで高効率化を図り、また各種環境対策仕様を採用することにより、環境にやさしい船となっております。

省エネルギー対策としては高効率主機関の採用及び低回転・大直径プロペラの推進システムに加え、当社が独自に開発した省エネ装置であるSTF(サノヤスタンデムフィン:シンプルな平板構造で費用対効果に優れ、最大で6%の省エネ効果)を装備することにより更なる推進効率の向上並びに低燃料消費量を実現、運航採算向上を実現すると共にCO2の排出削減に貢献しております。

主な環境対策としては、燃料タンクの二重保護構造を採用し、海洋汚染防止にも貢献しております。その他、居住区生活排水・ホールド洗浄水・甲板上雨水の船内一時貯留専用タンクを備えるなどの環境対策仕様を採用しております。

中央部に6つの貨物艙を配置し、各ハッチの開口幅を出来る限り大きく広げることにより荷役効率向上を実現致しました。更に、上甲板から二重底へアクセス可能なトランクを設置し、貨物を積載している時でも検査・点検ができるようメンテナンス性の向上を図っております。

居住区では木質系家具を多く採用し乗組員の居住性を高めると共に、機能性・操作性を重要視した船橋配置及び後方視界を充分に確保した窓配置で安全な操船性を確保しております。

(※) 石炭に限らず鉄鉱石などの比重の重いばら積み貨物も積載できるよう設計されております。



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