11万7千トン型最新鋭貨物船“ハンディーケープ”バルカー「JUBILANT DEVOTION」竣工

水島製造所
2016/5/26
当社で建造の千葉商船株式会社様、KASHIMA NAVIERA S.A.様向け、載荷重量11万7千トン型“ハンディーケープ”バルカー「JUBILANT DEVOTION」の命名・引渡式が5月26日(木)に当社水島製造所にて挙行されました。

本船は“サノヤスハンディーケープ”シリーズ、新型バージョンの第3番船となります。 従来から燃費性能を10%向上させた12万トン型を受け継ぎ、船型改良を加えて燃費性能を更に10%向上(当社比)させた最新鋭・高性能の省エネ船型です。

性能面では、省エネルギーに配慮した仕様を多く盛り込むことで高効率化を図り、また各種環境対策仕様を採用することにより、環境にやさしい船となっております。

省エネルギー対策としては低回転・大直径プロペラに加え、当社が独自に開発した省エネ装置であるSTF(サノヤスタンデムフィン:シンプルな平板構造で費用対効果に優れ、最大で6%の省エネ効果)と舵の省エネ付加物を組み合わせて装備することにより、更なる推進効率の向上並びに低燃料消費量を実現しております。

主な環境対策としては、NOx(窒素酸化物)排出2次規制に対応し、かつ省燃費性能に優れた電子制御式の低回転超ロングストローク型主機関を搭載しており、大気汚染防止およびCO2の排出削減に貢献しております。バラスト水処理装置を搭載し、また燃料タンクの防護規制を適用することで、海洋環境保護にも寄与しております。その他、居住区生活排水・ホールド洗浄水・甲板上雨水の船内一時貯留専用タンクを備えるなどの環境対策仕様を採用しております。

1番ホールドから7番ホールドまで同一ハッチ幅とし、各ハッチの開口幅を出来る限り大きく広げることにより荷役効率向上を実現。また、積み貨物を変える場合のホールド洗浄を清水にて行えるよう専用清水タンクを備えており、大型造水装置による造水・保存を可能としております。更に、上甲板から二重底へアクセス可能なトランクを設置し、貨物を積載している時でも検査・点検ができるようメンテナンス性の向上を図っております。



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