石炭専用船「PORO NUPURI MARU」竣工

サノヤス造船株式会社 水島製造所
2019/2/6

当社で建造のERICA NAVIGATION S.A.様向け、載貨重量8万8千トン型石炭専用船“PORO NUPURI MARU「ぽろぬぷり丸」”の命名式が2月6日(水)に当社水島製造所にて挙行されました。

本船は、鰹、船三井様と共同開発した幅広浅喫水の石炭専用船で、2015年3月に竣工した“HAKUTAKA「白鷹」”に続く第4船であり、ばら積み貨物船及び油タンカーのための共通構造規則(CSR-B&T)を適用した当社第1船目となります。本船は、北海道電力蒲l向け専用船として各港湾の受け入れ条件を考慮し、載貨重量8万8千トン型として同社の火力発電所向け石炭輸送に従事します。

性能面では、省エネルギーに配慮した仕様を多く盛り込むことで高効率化を図り、また各種環境対策仕様を採用することにより、環境にやさしい船となっております。

省エネルギー対策としては、NOx(窒素酸化物)排出2次規制に対応し、かつ省燃費性能に優れた電子制御式の主機関の採用及び低回転・大直径プロペラの推進システムに加え、当社が独自に開発した省エネ装置であるSTF(サノヤスタンデムフィン:シンプルな平板構造で費用対効果に優れ、最大で6%の省エネ効果)を装備することにより更なる推進効率の向上並びに低燃料消費量を実現、運航採算向上を実現すると共にCO2の排出削減に貢献しております。

主な環境対策としては、燃料タンクの二重保護構造を採用し、海洋汚染防止にも貢献しております。その他、居住区生活排水・ホールド洗浄水・甲板上雨水の船内一時貯留専用タンクを備えるなどの環境対策仕様を採用しております。

中央部に6つの貨物艙を配置し、各ハッチの開口幅を出来る限り大きく広げることにより荷役効率向上を実現致しました。更に、上甲板から二重底へアクセス可能なトランクを設置し、貨物を積載している時でも検査・点検ができるようメンテナンス性の向上を図っております。

居住区では木質系家具を多く採用し乗組員の居住性を高めると共に、機能性・操作性を重要視した船橋配置及び後方視界を充分に確保した窓配置で安全な操船性を確保しております。


 


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