令和元年度 国土交通省 海事生産性革命(i-Shipping)を推進する革新的造船技術研究開発事業に採択されました

サノヤス造船株式会社 水島製造所
2019/5/15

当社の『LoRaを利用した外業ステージ※1における生産管理の高度化』についての取組みが、「令和元年度 海事生産性革命(i-Shipping)を推進する革新的造船技術研究開発事業 ※2(国土交通省)」の補助対象として、採択されました。
(国土交通省HP:http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji05_hh_000176.html )

−『LoRaを利用した外業ステージにおける生産管理の高度化』の概要−
造船業におけるIoT技術の活用については、4G・3Gといった携帯電話通信網や、Wi-Fiによるプライベートネットワークを利用する方法が主流とされています。しかし、製造所内、特に建造中の船舶の船体タンク内は、鋼板に囲まれていることから上記の通信電波が通りにくく、IoTの活用が難しいという、造船所特有の問題を抱えていました。そういった中で、LoRaWANと呼ばれる広域かつ障害物による遮蔽の中でも通信可能な通信網を整備し、それを活用した溶接作業時間の測定デバイスを開発することにより、従来は電波通信が困難であった建造中の船舶内でも、IoTを活用して溶接作業時間を測定することができるようになります。これにより、溶接作業時間の詳細データを収集・分析することで、現場作業のムダなどを減少させ、生産性の向上を目指します。

(※1)外業ステージとは…
内業工場内で各部材を接合して造られたブロックをドックで組み合わせて、船舶を形作る工程のことです。

(※2)海事生産性革命(i-Shipping)を推進する革新的造船技術研究開発支援事業とは…
造船における生産性向上に資する「先進船舶・造船技術研究開発」に要する経費を補助することにより、当該技術に関する研究開発を促進し、もって我が国の造船における生産性を向上させ、海事産業の活性化を図ることを目的とするものです。


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