サノヤスグループは「確かな技術にまごころこめて」を旗印に人と技術を磨き、
新たな顧客価値を創出する「グッドカンパニー」を目指します。

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サノヤスは2021年(令和3年)4月1日に創業110周年を迎えました。奇しくも2021年2月に祖業である造船事業を譲渡し、新生サノヤスとしてこの歴史と伝統が礎にあることを確認し、引き続き「確かな技術にまごころこめて」の企業理念のもと、新サノヤスグループは新たな成長に向けて前進して参ります。

現在進行中の中期経営計画2021では既存事業のオーガニック・グロースに加え、M&Aによる規模の拡大と体質強化を目指しており、2022年8月1日付で配電盤・分電盤・制御盤等のメーカーである松栄電機及び松栄電気システムコントロールをグループ傘下に新たに迎えました。今後も積極的なM&A戦略を継続するとともに、DX推進による営業体制の強化及び業務効率の向上を図りながら、メーカーとしての根幹である品質管理に更に重点を置き、より多くのお客様により良い製品・サービスを提供できる社内体制の構築に努めて参ります。また、2022年10月1日付でサノヤステクノサポート内に「技術人財開発センター」を設立しており、技術人財の開発を通じて更なる技術力の向上を図ります。さらに、ESGを重視した経営の実践を強固にするため、2021年度から「サステナビリティ推進委員会」を設立するとともに、CO₂の排出削減をはじめとする7つのマテリアリティを特定・公表しました。「経済は安定した環境・社会の上にこそ成り立つ」という考えのもと、今後はこれらのマテリアリティに対する具体的施策を推進し、持続可能な社会の実現に貢献し未来に選ばれる企業グループとなることを目指す所存です。

「『確かな技術にまごころこめて』 ~人と技術を磨き、新たな顧客価値を創出する~」の経営理念のもと、株主の皆様、お客様をはじめとする全てのステークホルダーのご期待に応えられるグッドカンパニーを目指してまいります。皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2023年4月

サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役社長 北逵 伊佐雄