サノヤスグループは「確かな技術にまごころこめて」を旗印に人と技術を磨き、
新たな顧客価値を創出する「グッドカンパニー」を目指します。

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サノヤスグループは、“確かな技術にまごころこめて”というグループ理念のもと、社員が一丸となって「中期経営計画<’24-’26>」を着実に進めています。

「中期経営計画<‘24-‘26>」の1年目に当たる2024年度の業績は、売上高250億円、営業利益10億円、経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益11億円と、当初定めた計画はもとより前年度対比でも大幅な増収・増益となりました。この結果を踏まえ、今年度の期末配当金を前年度比50%アップの一株当たり7.5円とさせていただきます。また、中期経営計画にも掲げている株価を意識した経営の一貫として、最大1億円の自己株取得も併せて実施致します。
これらはコロナ禍の影響が収まり、サノヤスグループが漸く攻めに転じることが出来た結果だと思っています。また、よみうりランド様の観覧車など大型遊戯機器もお約束した納期をきっちりと守り、お客様に喜びと感動を与えています。さらに、今後グループとしてますます飛躍できるように、全自動電線加工機械のメーカーとして国内トップクラスのシェアを誇る㈱小寺電子製作所を、M&Aにより6月2日付で子会社化致します。
足許ではトランプ関税の世界経済に与える影響や様々な地域での紛争など地政学リスク等もあり、不透明・不確実・不安定の「三不の時代」はまだまだ続きますが、2030年度に迎える『新生サノヤス10周年』に当社グループが目指す姿として位置付けた「社会課題を解決し、人々のくらしを支える“喜び・満足”実現企業」に向けて引続き経営を進めて参ります。カーボンニュートラル実現への取り組みや、人的資本経営の充実をはじめとするサステナビリティ経営を進化・深化させ、社会課題の解決を通して「サステナブルな社会の実現」に貢献するとともに、さまざまなステークホルダーの皆様と一緒に繫栄していきたいと強く思っております。今後ともなお一層のご理解ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年5月

サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役社長 北逵 伊佐雄