サノヤスグループは「確かな技術にまごころこめて」を旗印に人と技術を磨き、
新たな顧客価値を創出する「グッドカンパニー」を目指します。

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サノヤスグループは、“確かな技術にまごころこめて”というグループ理念のもと、社員が一丸となって「中期経営計画<’24-’26>」を着実に進めています。

「製造業向け」「建設業向け」「レジャー」の3つの分野で、各種機械を中心とした多種多様な製品を社会に提供しており、中堅・中小企業が寄り集まって一つとなる『中堅企業連邦経営』の理念のもと、ノウハウの水平展開による技術及び経営面の向上や、規模の利益を活かした投資、単独ではなしえない合理化・効率化等による成長を目指しています。
「中期経営計画<’24-’26>」の1年目に当たる2024年度の業績は、売上高250億円、営業利益10億円、経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益11億円と、当初定めた計画はもとより前年度対比でも大幅な増収・増益となりました。また、この結果を踏まえ、2024年度の期末配当金は、前年度比50%増の一株当たり7.5円とさせていただきました。
中期経営計画の達成及び今後の更なる成長のため、2025年6月2日付で全自動電線加工機械のメーカーとして国内トップクラスのシェアを誇る㈱小寺電子製作所を、同7月1日付で各種制御盤・操作盤メーカーである株式会社ヤマガタ共同を、それぞれM&Aにより子会社化致しました。引き続き積極的なM&Aを実施し、グループとしての一層の飛躍につなげて参ります。
足許ではトランプ関税の世界経済に与える影響や様々な地域での紛争など地政学リスク等もあり、不透明・不確実・不安定の「三不の時代」はまだまだ続きますが、2030年度に迎える『新生サノヤス10周年』に当社グループが目指す姿として位置付けた「社会課題を解決し、人々のくらしを支える“喜び・満足”実現企業」に向けて引続き経営を進めて参ります。カーボンニュートラル実現への取り組みや、人的資本経営の充実をはじめとするサステナビリティ経営を進化・深化させ、社会課題の解決を通して「サステナブルな社会の実現」に貢献するとともに、さまざまなステークホルダーの皆様と一緒に繫栄していきたいと強く思っております。今後ともなお一層のご理解ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年7月

サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役社長 北逵 伊佐雄