2024.04.01

トピックス

2024年度サノヤスグループ入社式社長訓示

◆はじめに

皆さん、入社おめでとうございます。サノヤスホールディングス株式会社社長の北逵です。

夢と希望に溢れた若者22名をお迎えすることは誠に嬉しいこと。サノヤスグループを代表して皆さんの入社を心から歓迎致します。


◆経営環境について

元日に発生した能登半島地震では最大震度7を観測し、震源域となった能登地方では甚大な被害となりました。この地震により被災されましたすべての方々に、心からお見舞い申し上げます。


昨年5月に新型コロナウイルスが第5類の感染症に移行して以来、経済活動は復調し、サノヤスグループの各社も漸く正常な事業活動ができるようになってきました。しかしながら世界に目を向けますとロシアによるウクライナ侵攻により、国際的な緊張状態が続いている上、イスラエルとイスラム組織「ハマス」との対立によるパレスチナ自治区をはじめとした中東地域における地政学リスクも顕在化しております。経済の面では資源価格高騰や円安の進行による物価の上昇は続いており、私たちの日々の経済活動も世界情勢の影響を受けずにはいられません。先行きはまさに不透明、不確実、不安定の「三不の時代」であります。


◆サノヤスグループの目指すべき方向

先の見えない「三不の時代」において、本年冒頭私はサノヤスグループの目指すべき方向として、「楽しく、明るく、元気な職場」、「風通しの良い職場」、「成長が実感できる働き甲斐のある職場」の3つの職場づくりの推進を掲げました。新入社員の皆さんにもそのような職場づくりに協力してほしいと思います。


「人は財なり」、サノヤスの原点は「人」であり、「社員一人一人を財産」=「人財」と考えております。その 「人財力」を以て、チームサノヤス一丸となり、この混迷の時代を力強く前進していきたいと考えています。


サノヤスは1911年(明治44年)大阪で創業、4月1日で113歳を迎えました。

サノヤスホールディングス株式会社含め12社で約1,200名の役職員を擁する企業グループであり、連結売上高は200億円を超える東京証券取引所に上場する会社です。

サノヤスでは、この4月より新たなグループの目標として中期経営計画をスタートさせました。グループ理念「確かな技術にまごころこめて~人と技術を磨き、新たな顧客価値を創出する~」の下、「社会課題を解決し、人々の社会とくらしを支える“喜び・満足”実現企業」を目指しています。

本日サノヤスに入社された皆さんには心から「入社おめでとう!」と、同時に仲間に加わってくれて「ありがとう!」そして「一緒に頑張ろう!」と申し上げたい。


◆むすび

新入社員の皆さんにとって、本日は学生から社会人となった大きな節目であると同時に、サノヤスグループにとっても皆さんをお迎えした大切な日であります。

サノヤスグループはまだまだ成長途上であります。私は、企業で働くこととは、企業理念に共感し、目標達成のために自分の力を発揮して成長の評価と対価を得ること、その結果として会社の成長に貢献すること、そして何より自分自身が大きく成長することだと思っています。

皆さんには、上場会社グループの社員としての責任を自覚し、サノヤスグループを更に盛り上げていこうという気概を持ってほしいと思います。

皆さんが心身共に健康で、高い志を持った立派な社会人として成長されることを願うと共にその活躍を期待して、入社式に当たり私の歓迎の挨拶と致します。

本日は誠におめでとうございます。

以上